2011年02月13日 昨日は
_ 世相は暗い?
昨夜、NHKテレビの総合をみていたら、無縁社会についての討論番組、それがおわって少ししてから、闇金融を取材した番組があった。
無縁社会の話では、就職、介護、それから、自己責任の範囲と社会の責任の範囲をどう考えるかといった議論等々、多方面の議論があった。
それぞれ異なる立場から、それぞれ頷ける意見が出たが、「ゆとり教育世代の若者は自立心が足りない。教育が大事」との年輩の人の意見には賛成できない。案の定、比較的若い人から「そんなのはナンセンス」との反論があった。私も同感。
番組とは関係ないが、「ゆとり教育世代は、なってない。」と、僅かにその世代より年上であるだけの若い人が、まじめに語るのを聞いたことがある。
「ゆとり世代は駄目」みたいなステレオタイプな発言は、どの年齢層の人が言っているにしても、あまり好感を持てない。
闇金の番組では、資金繰りに困った中小企業の人が闇金に頼ってしまう構造、破綻していく様子や手先のように使われるようになってしまう成り行きが紹介されていた。やりきれない話。
闇金をやっている人は、「どこからも借ることができない人に融資するのだ。人助けだ。」との言い分。
中小企業が互いにネットワークを組んで助け合う例、信用力のあるところが銀行から借りて、せっぱ詰まっている会社に又貸しするケースも紹介されていた。自分がせっぱ詰まった時は助けてもらう側になる。
その場合、借金の額に応じて一定の謝礼を支払うが、それが利息法に抵触する可能性があるとのこと。それでも背に腹はかえられない、というのが実際のところのよう。
公的な融資制度を使おうとしても、手続きがとても面倒で、かつ、短くてもお金を借りるまで3週間かかってしまい、実際には助けにならなかった例が紹介されていた。なんともやりきれない。
公の制度がありながら、ちゃんと支えになってないというのは、どう考えたらいいんだろう。
_ かじかむ
そういえば、昨日は朝から天気がわるく寒かった。
午前、クリーニング屋さんにいったついでに少し散歩したが、小雨まじりで、久しぶりに手がかじかんだ。
少し暖まらなくてはと思い、駅までいって傘をとじようとしたが、指の感覚がなくて少し戸惑う。そんなことは最近あまり経験してなかったような気がする。
休日の午前中だし、天気もわるいから人はあまりいないだろうと予想していたが、駅構内はかなり混雑していた。
今日は朝から良い天気。ベランダにふとんを干す。
3時のおやつには、イチゴチョコを食べた。良い三連休だった。