rpt_main.zipを更新。
rpt_w32tex.zipは変更なし(2015/05/16のまま)。
「送る」メニューの「r rubyの実行」でrubyプログラムを実行したとき、標準出力がX_OUT.TXT、標準エラー出力がX_ERROR.TXTに出力されます。
しかし、これが不都合な時もあります。そこで、rubyプログラムの1行目か2行目に「(no >)」という6文字があると、それらを出力しないようにしました。必要に応じてコメント中に書き入れてください。
たとえば次のようにします。
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# encoding: Windows-31J (no >)
puts "This is a pen."
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rails, sinatra は、rubyでWebアプリ開発を行うためのツールです。今回、これらを利用するのに必要なrubyライブラリを組み込みました。
railsについては rptパッケージで Ruby on Rails を試す方法を参照してください。
sinatraについては Rubyの入門や書き捨てアプリを作る場合は sinatraがオススメ! に書かれているとおりに実行できます。
なお、組み込んだバージョンは rails 4.2.1、sinatra 1.4.6 です。
rubyから統計ソフトRを利用するためのライブラリ rsruby を組み込みました。
合わせて、統計分析の結果(Hash)を扱いやすくするための拙作 ostruct_r.rb も組み込みました。OpenStructクラスの継承クラスです。
これについての詳細は rubyにおける統計Rの利用とOpenStruct_rクラス を参照して下さい。
pandocを ver 1.13 から 1.14 にしました。
ワード文書(*.docx)生成時に –tocオプションを指定すると、その文書の目次がつくられて文書冒頭に置かれます。
pandoc.exeを起動する場合でいうと次のようにします。markdownの原稿が test.md というファイルに書かれているものとします。文字コードは utf-8。
pandoc --toc -f markdown -t docx -o test.docx test.md [enter]
また、rubyプログラムでワード文書を生成するなら次のようにします。
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# encoding: Windows-31J
require "wrdap"
mkd_str = File.read("test.md")
docx_str = Wrd::pandoc_docx(mkd_str, :toc)
File.open("test.docx", "wb") {|ff| ff.write docx_str}
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rpt_main.zip, rpt_w32tex.zip の両方を更新。
関係ソフトウェアのバージョンアップ版を組み込みました。前回 2014/11/24 に比べ、ほとんどのソフトウェアが更新されています。
rpt_sample.zip では、PDFファイル作成のサンプルスクリプトを追加しました。
prawn + kramdownによる作成(TeXは使わない)、pandoc + lualatexによる作成、Officeアプリ(Excel, Word, PowerPoint)による作成を追加。
〜 以上 〜