# numeric02.rb.txt: ruby script (encoding: Windows-31J)
  # z_numeric02.htm を出力
  # 数値データの集計。複数の値を返す関数(summary)を用いるケース
  # data01.csv: 「ID, 性別(m|f), 年齢, 支出」の98人分のデータ
  # 「年齢」と「支出」(月あたり支出額のつもり)が数値データ
  # 男女別に、年齢と支出の分布情報(最小値・最大値・４分位点等)を出力
require "rrx"

    # Rプログラム
rpro = <<EOS
    # Rプログラムの自作関数
mvs <- function(x) {  # 平均・標準偏差・分散の３つを返す
  res <- c(mean(x), sd(x), var(x))
  names(res) <- c("平均", "標準偏差", "分散")
  return(res)
}
    # Rプログラムのメイン部分
dtf <- read.csv("data01.csv", header=T, na.strings="")
dtf$性別 <- factor(dtf$性別, levels=c("m","f"), labels=c("男性","女性"))
xx <- va2(dtf, 2, 3:4, summary)
xx <- lround(xx, 1)  # 小数点以下のまるめ処理
robj(xx)
xx <- va2(dtf, 2, 3:4, mvs)  # 自作関数を適用
xx <- lround(xx, 2)  # 小数点以下のまるめ処理
robj(xx)
EOS

    # Rプログラムの実行と、その結果の取得
hs = Rrx.rexec(rpro)

mkd_str = <<EOS2
# 数値データの集計\n
「ID, 性別, 年齢, 支出」の98人分のデータを素材として、
年齢と支出について、最小値・最大値・４分位点等を男女別に求める。\n
「支出」は、個々人の月あたり支出額。\n
EOS2

Rrx::robj_each(3) do |name, key, val|
  mkd_str += "## #{key}\n\n"
  mkd_str = mkd_str + Rrx::matrix2table(val, 'border="1"') + "\n"
  mkd_str += "----------------\n\n"
end

    # htmlファイルの出力
html_str = Rrx::kramdown_html(mkd_str, :s)
html_file = "z_numeric02.htm"
File.open(html_file, "w") {|ff|  ff.write html_str}

__END__
○ va2()    tjsf.rで定義されているR用の関数
・利用例：xx <- va2(dtf, "性別", c("身長","体重"), summary)
    xx <- va2(dtf, 2, 3:4, summary)
・機能：単一回答と数値データの組合せの集計を行う。summaryのような複数の値を返す関数を利用。男女別に身長と体重の分布情報(最小値・最大値・４分位点等)を求めるなど
・戻り値：集計した結果をlistとして返す。listには複数のmatrixが含まれている。
・引数：第１引数は素材となるデータフレーム、第２は分類の手がかりとなる単一回答の列、第３は数値データの列(複数指定可能)、第４は適用したい関数の名前。
　第２と第３の引数は、文字または数字のどちらで指定してもよい。
　第４引数は、省略すると summary が指定されたものとみなされる。自作の関数を指定することもできる。