# multi01.rb.txt: ruby script (encoding: Windows-31J)
  # z_multi01.csv を出力
  # Rプログラムによる複数回答の集計。主な情報源(複数選択可)を集計
  # data01.csv: 「ID,年齢層,新聞,雑誌,テレビ,ラジオ」の98人分のデータ
  # 2列目の「年齢層」(20代,30代,40代)は単一回答
  # 3〜6列目の「新聞,雑誌,テレビ,ラジオ」は複数選択の回答。1または空欄
  # 年齢層別に主な情報源がどれくらい選択されているかをみる。
  # 複数回答の選択個数の状況も出力
require "rrx"

    # Rプログラム
rpro = <<EOS
dtf <- read.csv("data01.csv", header=T, na.strings="")
dtf <- ma.refactor(dtf, 3:6, c(1,NA))
xx <- ma1(dtf, 2, 3:6)
xx$join <- join.tbl(xx$tbl, xx$pct, "%d(%.1f)")  # 度数と％の組合せ
xx <- lround(xx, 1)  # まるめ処理
count <- ma.count(dtf, 3:6, "○")  # 複数回答の選択個数
count <- sprintf("%d個", count)
dtf <- cbind(dtf, 選択個数=count)
zz <- sa1(dtf, 2, "選択個数")
xx$count <- join.tbl(zz$tbl2, zz$pct1, "%d(%.1f)")
robj(xx)
EOS

    # Rプログラムの実行と、その結果の出力
hs = Rrx::rexec(rpro)
xx = hs["robj1"]
csv_str = "※ 主な情報源に関する複数回答の集計\n"
csv_str += "新聞・雑誌・テレビ・ラジオは複数選択可\n\n"
count = xx.delete("count")  # 複数回答の選択個数の状況を得る
csv_str += "** 複数回答の選択個数の分布\n"
csv_str = csv_str + Rrx::ary2str(count, ",") + "\n\n"
keys = %w(tbl pct join)
titles = %w(回答の度数分布 回答比率 度数と比率の組合せ)
while key = keys.shift
  title = titles.shift
  val = xx[key]
  next  unless val
  csv_str += "** #{title}\n"
  csv_str = csv_str + Rrx::ary2str(val, ",") + "\n\n"
end
File.open("z_multi01.csv", "w") {|ff|  ff.write csv_str}

__END__
○ ma.refactor()    tjsf.rで定義されているR用の関数
・利用例：dtf <- ma.refactor(dtf, 3:6, c(1,NA), 1:0)
・機能：複数回答の列をfactorとして再設定する。
・戻り値：再設定された結果(データフレーム)を返す。
・引数：第１引数はデータフレーム、第２引数は列の指定、第３はlevels、第４はlabels。
　第４引数を省略すると、「c("新聞○", "新聞×")」が指定されたものとみなされる。「新聞」のところは各々の列名に置き換えられる。

○ ma1()    tjsf.rで定義されているR用の関数
・利用例：xx <- ma1(dtf, 2, 3:6)
・機能：複数回答と単一回答の組合せ集計を行う。
・戻り値：tbl, pct の２つの表からなるリストを返す。前者は度数、後者はパーセント。
・引数：第１引数はデータフレーム、第２と第３は列の指定。どちらかが複数回答の列、もう一方は単一回答の列を指定する。その順番は問わない。

○ ma.count    tjsf.rで定義されているR用の関数
・利用例：count <- ma.count(dtf, 3:6, 1, FALSE)
    dtf2 <- ma.count(dtf, 3:6, "○", TRUE)
・機能：複数回答の選択個数を検出する。
・戻り値：第４引数がFALSEの時は、選択個数を記録したベクトルを返し、TRUEの時は、選択個数を記録した列(nnn)が追加・挿入されたデータフレームを返す。
・引数：第１はデータフレーム、第２は複数回答の列の指定、第３が「選択あり」を示す値(文字だと正規表現パターン)、第４は列の追加・挿入の有無。