対応分析の例・その2

素材集計表

対応分析の素材にした表を次に掲げる。

新車発表会の来場者が何に期待して来場したかをまとめたもの。該当の期待項目にマルをつけた人数を運転歴別に集計(複数回答)。

  外観に期待 居住性に期待 乗心地に期待 価格に期待 該当数
1. 0年 9 17 14 19 32
2. 2年以下 19 45 29 43 82
3. 3~6年 65 91 68 96 180
4. 7~15年 61 80 63 78 146
5. 16年以上 27 32 30 31 60
合計 181 265 204 267 500

正準相関等

正準相関、固有値、寄与率は次のように算出された。

  第1軸 第2軸 第3軸 第4軸
正準相関 0.08 0.028 0.018 0
固有値 0.006 0.001 0 0
寄与率 85.3 10.15 4.54 0

行と列の得点

対応分析により算出された行の得点は次のとおり。

第1軸の値が大きい順に示す。第1軸が等しい場合は第2軸の順。

  第1軸 第2軸 第3軸 第4軸
5. 16年以上 1.26 1.816 0.061 -0.929
4. 7~15年 0.62 -0.151 0.688 -1.06
3. 3~6年 0.045 -1.028 -0.63 -0.965
1. 0年 -1.24 1.601 -2.782 -1.085
2. 2年以下 -1.968 0.434 1.21 -0.974

列の得点は次のように算出された。

  第1軸 第2軸 第3軸 第4軸
外観に期待 1.814 -0.864 0.174 1
乗心地に期待 0.341 1.791 -0.414 1
居住性に期待 -0.731 -0.099 1.384 1
価格に期待 -0.764 -0.684 -1.176 1

散布図

対応分析の結果として、行の得点と列の得点を同じ画面に配置した散布図(第1軸と第2軸に着目したもの)を示す。

対応分析の散布図

参考サイト

今回の対応分析について、次のサイトを参考にしました。

当サイトと同じ内容のhtmlファイルを書き出す rubyスクリプトは corresp02.rb

  ruby corresp02.rb  [enter]

上のように実行すると、corresp02.htm が作成されます。

~ 以上 ~