対応分析の例・その1

素材集計表

対応分析の素材にした表を次に掲げる。

6店舗の来店者のお店に関する評価を集計したもの。該当の評価項目にマルをつけた来店者の人数(複数回答)。

  店内が広い 駐車場が広い 駅からのアクセスが良い 接客が良い 品揃えが良い
A店舗 8 6 0 7 5
B店舗 2 2 10 3 9
C店舗 6 8 3 6 5
D店舗 8 7 2 9 7
E店舗 2 0 9 7 6
F店舗 6 7 5 7 4

正準相関等

正準相関、固有値、寄与率は次のように算出された。

  第1軸 第2軸 第3軸 第4軸 第5軸
正準相関 0.454 0.139 0.111 0.031 0
固有値 0.206 0.019 0.012 0.001 0
寄与率 86.45 8.04 5.13 0.39 0

行と列の得点

対応分析により算出された行の得点は次のとおり。

第1軸の値が大きい順に示す。第1軸が等しい場合は第2軸の順。

  第1軸 第2軸 第3軸 第4軸 第5軸
B店舗 1.513 1.275 -1.111 0.393 -0.89
E店舗 1.445 -1.692 0.649 -0.299 -1.143
F店舗 -0.272 0.402 1.592 0.995 -0.706
C店舗 -0.59 1.051 0.557 -1.111 -1.331
D店舗 -0.65 -0.517 -0.666 -1.149 -0.633
A店舗 -1.084 -0.637 -1.019 1.428 -1.189

列の得点は次のように算出された。

  第1軸 第2軸 第3軸 第4軸 第5軸
駅からのアクセスが良い 1.799 0.411 0.944 0.653 1
品揃えが良い 0.506 0.277 -1.683 -0.667 1
接客が良い -0.238 -1.483 0.596 -0.803 1
店内が広い -0.902 -0.305 -0.425 1.761 1
駐車場が広い -1.074 1.523 0.785 -0.666 1

散布図

対応分析の結果として、行の得点と列の得点を同じ画面に配置した散布図(第1軸と第2軸に着目したもの)を示す。

対応分析の散布図

参考サイト

今回の対応分析について、次のサイトを参考にしました。

当サイトと同じ内容のhtmlファイルを書き出す rubyスクリプトは corresp01.rb

素材データのcsvファイルは data01.csv

  ruby corresp01.rb  [enter]

上のように実行すると、corresp01.htm が作成されます。

〜 以上 〜